愛媛県四国中央市(旧川之江市)上分町にて毎年10月13〜15日に開催される五穀豊穣を願い神輿と3台の太鼓台が町内を練り歩く上分神社の祭礼

かみぶんじんじゃ

上分神社

御祭神は奇稲田姫(くしいなだひめ)素盞鳴尊(すさのをのみこと)大国主神(おほくにぬしのかみ)天照大神(あまてらすおほかみ)月夜見命(つくよみのみこと)往古より守り神として奉斎、牛頭天皇宮と称えていたが、明治2年上分ノ神社と改称、その後上分神社と改まった。(参照:愛媛県神社庁) 〒799-0121 愛媛県四国中央市上分町549
Kamibun Shrine Autumn festival

─上分町の太鼓台─

五穀豊穣を感謝する祭りとして受け継がれている愛媛県四国中央市川之江地区にある上分町にて行われるの伝統ある祭り。金糸による刺繍で龍や鷹などの華やかな装飾を施した豪華絢爛な重さ約2〜3トン、高さ5メートル、長さ10メートル以上の巨大な山車(太鼓台)が町内を練り歩きます。

金澤太鼓台

kanazawa taikodai
過去の金澤太鼓台
上分金澤地区の太鼓台。旗と法被(はっぴ)の背中の「荒」の字は金澤にある荒神社から頂いた物との事。地域の企業が少ない中、現在の太鼓台は112戸が5ヵ年計画で取り組み平成9年に新調している。
平成9年新調 刺繍:西山縫師 布団締め•飾り幕:阿吽の龍 掛け布団:獅子と龍

上之町太鼓台

kamnotyou taikodai
過去の上之町太鼓台
城下、本町、中新町地区の太鼓台。屋号は轟(とどろき)。嘗て上分町が轟城の城下町であった事が由来。太鼓台が出来たのは明治初期、当時の若衆連が毎晩、草鞋を作りそれを太鼓台の資金に当てたとの事。
刺繍:西山縫師•梶内縫師 唐木:伊藤商店 布団締め•掛け布団:龍と鷹 飾り幕:玉取姫伝説

下之町太鼓台

shimonotyou taikodai
過去の下之町太鼓台
新町、北新町、高木、電明、中本町、花園地区の太鼓台。龍と鷹の刺繍は昭和13年以来の伝統の図柄、欄干には上分町の歴史にある松月庵の槍下げの松の言い伝えを表現した彫刻が施されている。
刺繍:西山縫師 唐木:上野彫刻所 布団締め•掛け布団:龍と鷹 飾り幕:玉取姫伝説

─令和五年秋祭り─

The video capturing the scene of last year’s autumn festival is available here.

─各集会所詳細─

Details about shrines and assembly halls can be found here.

上分神社と太鼓台の各集会場所は下記地図よりご確認ください。

─秋祭りの見どころ─

The Highlights of a Autumn festival

十三日(初日)

宮入り・太鼓台毎に町内巡行

初日は早朝より太鼓台の運行準備を行い7時頃から運行を行います。8時頃に上分神社にて宮入りを行い各太鼓台ごとの予定に合わせて地区回りを行い21時頃に帰洛となります。※運行ルートは太鼓台によって異なり前年の内容と異なる場合があります。

十四日(中日)

宮入り・四地区統一寄せ・夜太鼓統一行動

8時頃に上分神社にて宮入りを行い午前中は太鼓台ごとに運行ルートの予定に合わせて運行を行います。二日目の午前中は他地区巡行になり金生や妻鳥をはじめ様々な川之江地区の太鼓台が上分町内で見ることができます。14時ごろから夕方まではJAうま川之江中央支店にて四地区統一寄せが行われます。17時頃からは上分地区3台の太鼓台による夜太鼓統一行動が行われます。

十五日(最終日)

氏参り・上分小学校かき比べ

8時半頃より上分神社にて氏参りが行われます。上分町を守る氏神様を御神輿に乗せ3台の太鼓台は御神輿のお供として町内を巡行し、お昼頃まで御旅所を巡り神事を執り行います。夕方には上分小学校に金川太鼓台を合わせた4台にてかき比べが行われます。
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